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1人は自由だ。
そう思う人が何人いるだろう。
なにもないのは楽ではいい。
そう思う人が何人いるだろう。
別にその考えが間違っていると決めつけるわけでも、そうだともいわない。
でも僕はそう思う。
なんにもないのも、たった1つなのもものすごく面倒なことだ。
そして寂しい。
それだけで人間は苦しくてたまらない。
ものすごく弱くてバカみたいだと思う。
人間は様々な面に置いてなによりも優れた能力を持っているという。
そうか?
仲間がいないと寂しい。
そんな気持ちや
些細なことでも嫌なことがあると気分が沈んでしまったりして
苦しみ
を感じているではないか。
それが優れている?
動物とは違って人間は気持ちや心を持っているという。
いらないよ、そんなの
第一章 だから僕は無
眠たい。
本当に眠たい。
眠らないといけない人間は弱すぎて弱すぎて。
感情とかそういうのはいらないから
もっと丈夫につくってよ。
脆すぎて怖いよ。
窓の外から女子や男子の騒ぐ声がきこえる。
こういうのを耳障りだと思う気持ちもいらないよ。
不快になるだけだよ。
「くそっ眠ってたまるか!」
しまったと思った頃にはもう遅い。
恥なんて感情もいらないよ。
なんか惨めなんだ。
教室内が笑いに包まれ、教師は半分あきれ顔で微笑していた。
「くそっ眠ってたまるかだってよ。」
「笹山の奴寝てたの?」
「らしい。バカだよバカ」
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